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こんにちは。
私は普段、ブログやTwitter、たまにYouTubeに投稿しています。
最近は本格的に取り組んでみようと思い、困ったのが
プロフィール画像をどうしよう
とても自分で作れない
ということでプロのイラストレータに外注することにしたのですが、もし、自分でも作れるなら挑戦してみたいなと思ったわけです。
そこで色々、調べていると、
初心者からプロのアニメーターの方まで幅広く利用されている
CLIP STUDIO PAINT PRO
というイラスト作成ソフトの存在を知りました。
次にどうやって描くかですが、一番、人気なのがiPadでした。
ただ、画像を自分で作れるの確認するだけにしては値段が高すぎる。
そこでさらに調べていくと
ペンタブレットという機材があることを知りました。
値段もiPadに比べると格段に安い。
ただ、iPadとの大きな違いはiPadが普通のお絵かきのように表示画面上でペンを操作できるのに対して、ペンタブはペン操作するための台が表示画面と違う点でした。
手元を見ないで、画面を見ながら、本当に一人二役的なことができるのか心配でしたが、プロのアニメーターでもペンタブを使っているという声もあり、iPadでなく比較的安いペンタブの購入を決めたのでした。
ということで、画像編集ソフト「CLIP STUDIO PAINT PRO」とワコム製ペンタブレットについてご紹介します。
もくじ
私が購入したクリップスタジオプロとワコムペンタブCTL-672/K0-Cをレビュー紹介
かくいう経緯で今回、購入したのは次の3点です。
Amazonで合わせて購入されている商品のリストにCLIP STUDIO PAINTの教科書があったので、ついでに購入しました。
- ワコム ペンタブレット One by Wacom
ペン入力専用モデル Mサイズ CTL-672/K0-C
価格はAmazonで¥5,940
- CLIP STUDIO PAINT PRO
プロも使う本格的なアニメキャラクターのイラスト作成ソフト
価格はAmazonで¥6,147
- とことん解説! キャラクターの描き方入門教室 CLIP STUDIO PAINT PROではじめるデジタルイラストの基本
価格はAmazonで¥1,958
あわせて、約1万4,000円。
おそらくイラスト作成の初期投資としては最安値に近いのではないかと思っています。
順番に製品の中身をみていきましょう。
ワコムのペンタブの開梱前の箱です。
そして開梱直後がこちら。
そして中身がこちら。
ペンタブ本体の裏面はこんな感じ。
ペンタブのほうには、説明書らしきものがありませんでした。
説明書がない理由は後でわかったのですが、パソコンに接続するだけで、使えるようになるためですね。
続いて、イラスト作成ソフトのCLIP STUDIO PAINT PROに入っていきます。
製品の箱の中身を取り出してみるとこんな感じです。
- インストールCD本体
- 簡易スタートアップ用の説明書
- 取扱説明書
まずはインストールCD本体
こちらはシリアル番号以外、使う事はありませんでした。
後で触れますが、CDに入っているソフトが最新バージョンでなくて、インターネットからインストールしましたので。
2つ目は簡易スタートアップ用の説明書
よくハードディスクを購入した時にもついてくるような簡易スタートアップ用の説明書です。
そして最後は取扱説明書
予想よりもボリューミーな内容で、一冊の教科書として売られててもおかしくない内容です。
ついでに購入したCLIP STUDIO PAINT PROの参考書は私のようなあわよくば自分で作りたいと思う人にとっては買わなくても良かったかも。
ちなみ箱の裏側はこんな感じです。
このソフトでできることがわかりやすく書かれています。
読んでみると、とても6,000円代で買えるソフトとは思えないくらい本格的なイラスト作成ソフトだとわかります。
後で触ってみて思ったのですが、クォリティとしてはAdobe PhotoshopやAdobe Illustratorと遜色ないんじゃんと思いました。
続いて、ついでに購入したCLIP STUDIO PAINT PROの参考書です。
「とことん解説! キャラクターの描き方入門教室 CLIP STUDIO PAINT PROではじめるデジタルイラストの基本」
CLIP STUDIO PAINT PRO本体についている取扱説明書があまりにも完成度が高かったので、必要なかったかなと思いましが、一般書籍だけあって取扱説明書よりもカバーしている範囲が広いので、買っておいて損はしません。
本気でイラストレータの一歩を踏み出すのなら、是非、あわせて購入することをおすすめします。
以上で商品紹介はおわりです。
ここからは、私が実際に体験した基本的な使い方にご紹介していきます。
また、勝手ながら、Windowsパソコンを前提にすすめさせていただきます。
Macユーザーの方も基本的な違いはOSが違うだけで、その他の操作は同じですので、参考にしていただけると思います。
それでは、まいりましょう!
クリップスタジオプロとワコムペンタブCTL-672/K0-Cのレビュー、はじめて使ってみたよ!
ペンタブレットとノートパソコンの接続
ペンタブとパソコンを付属のUSBケーブルで接続します。
次にノートパソコンを起動します。
ノートパソコンはインターネット接続している必要があります。
準備ができましたら、ペンタブとノートパソコンをUSBケーブルで接続します。
すると、ペンタブのUSBドライバのインストールが自動的に開始されます。
この作業は環境によっては数分かかりますので、気長に待ちましょう。
(私のパソコンだけかもしれませんが、Windows10では数秒でしたが、Windows7では数分かかりました。)
USBドライバーのインストールが完了したら、ペンタブとノートパソコンの接続は完了です。
しかし、まだお絵描き体験はできません!
お絵描き体験のためにはお絵描きソフトが必要です。
お絵描きソフトはWindows標準のペイントでも可能なのですが、現実的にペイントでブログに掲載するための画像をすべて作るには限界があります。
そこで今回はお絵描きソフトとして、先ほど、紹介したように現在、プロのイラストレーターの間でも評判が高い
CLIP STUDIO PAINT PRO
を利用します。
ということで次からCLIP STUDIO PAINT PROのインストールを行っていきましょう。
その前にちょっとペンタブとノートパソコンだけではお絵描き体験ができない理由について補足です。
関心がない人は読み飛ばしてもらって結構です^^
ペンタブはポインティングデバイスといってマウスと同じ種類の入力用のパソコン周辺機器になります。
要はペンタブはマウスと外見以外、中身はほとんど同じです!
マウスで操作するものといえば、パソコン画面上のカーソルや矢印ポインタのことですよね。
ペンタブも同じです。
実はペンタブもカーソルや矢印ポインタを操作するためだけのものなのです。
極論いえば、ペンタブをマウスのかわりとして使うことも可能なのです。
なんとなく、ペンタブレットだけでお絵描き体験ができない理由がイメージできましたでしょうか。
少し余談でした^^;
CLIP STUDIO PAINTのインストール
CLIP STUDIO PAINT PROの箱を開けると、中にインストールCDが入っています。
なお、CD版でなくて、ダウンロード版を購入した人はCDはなく、シリアルナンバーが記載された紙面だけになります。
今回はCD版でお話をすすめさせていただきますが、ダウンロード版もインストール手順はまったく同じなので、参考にしていただいて問題ありません。
インストールにはこのインストールCDと同CDのパッケージにプリントされているシリアルナンバーの番号が必要になります。
私はCDは使用せず、ダウンロード版の方と同様、クリップスタジオの公式サイトからダウンロードすることを選びました。
理由はCDのパッケージに最新版は公式サイトからダウンロードしてくださいとあったので。
公式サイトへアクセスします。
公式サイトのURLはGoogle検索などで「クリップスタジオ ダウンロード」と入力すると検索結果のトップ付近に出てきて、簡単に見つかると思います。
見つかったサイトの[Windows版]ボタンをクリックすると、インストーラファイルのダウンロードサイトが表示されます。
ここで私は、
CLIP STUDIO PAINT for Windows Ver.1.8.8(約300MB)(2019/3/5)
及び
インストールガイド(PDF)
をクリックしました。
すると、インストーラファイル及びインストールガイド(PDF)がダウンロードされます。
ダウンロードされたインストーラファイルをダブルクリックします。
すると、インストール開始画面が開きますので、[次へ]をクリックします。
途中で使用許諾契約の同意確認、言語の選択など出てきますが、日本人の方であれば、一応、確認しながら、[すべて同意する]または[次へ]の選択の繰り返しでまず、大丈夫でしょう。
最後に[インストールする]ボタンをクリックするとインストールが始まります。
インストールが完了すると、完了画面が表示されます。
フォントのインストール
次にフォントのダウンロード及びインストールをしましょう。
最初にアクセスした公式サイトで、今度は[Windows版]ボタンではなく[フォント]ボタンをクリックします。
その後、メールアドレスとパスワード認証画面が表示されるかもしれません。
アカウント登録が行っていない場合は登録が必要なので行いましょう。
([アカウント登録]ボタンをクリック)
アカウント登録完了後、自動でライセンス認証画面に移るかもしれません。
その場合は、CDに付属しているシリアルナンバーを入力します。
シリアルナンバーの認証に成功すると、自動でフォントダウンロードサイトに移動すると思います。
そこで[ダウンロードする]ボタンをクリックすると
Font.zipファイル
がダウンロードされます。
圧縮ファイルなため、+Lhacaなどの解凍ソフトで解凍します。
すると「IwaAntStd-Bd.otf」というファイルが確認できますので、それをダブルクリックします。
そうしたら、フォントインストーラ画面が表示されるので、[インストール]ボタンをクリックします。
この時、なぜか、完了画面がでず、インストールが終わったのか確認できませんでした。
そのため、再度、インストーラをクリックし、インストールしようとしたところ、「すでにフォントがインストール済です」というメッセージが表示されたので、インストールされたと判断し、そのまま、インストーラ画面の右上の×ボタンで閉じることにしました。
素材のダウンロード
CLIP STUDIO PAINTをインストールすると、「CLIP STUDIO」が同時にインストールされます。
同時にといってもCLIP STUDIO PAINTは「CLIP STUDIO」から起動されるんですが、一応、別アプリとして、取扱説明書では紹介されています。
なお、後でわかりますが、STUDIOというネーミング、どこかで聞いたことありませんか?
Microsoft Visual Studio
Android Studio
アプリを開発する時の統合開発環境といわれるものです。
統合開発環境ではプログラミングからコンパイルまで、アプリ開発に必要な手順をすべて行うことができますが、それに近い意味合いで、「CLIP STUDIO」とネーミングされたのではと個人的に想像しています。
デスクトップの「CLIP STUDIO」のショートカットアイコンをダブルクリックすると、CLIP STUDIOが起動します。
この起動中に、クラウドサーバーから素材の一部が自動的にダウンロードされるようです。
さらに最新の素材をすべてダウンロードしたい人は右上の歯車アイコンから[追加素材を今すぐダウンロードする]をクリックします。
ダウンロードサイズが2GB程度なので、少し時間がかかります。
私の場合、20分ほどかかりました。
ダウンロードに時間がかかるので、途中経過が気になりますよね。
右上の「通信管理」をクリックすると、途中経過が確認できます。
ダウンロードがすべて完了すれば、ようやく、一連のインストールは完了です。
いよいよ待ちに待ったお絵描き体験に近づいてまいりました。
ペンタブで絵を描く
お絵描きソフトを起動するために、CLIP STUDIOの左上の[PAINT]をクリックします。
ここではじめてCLIP STUDIOを起動する時はライセンス認証画面が表示されるので、前回のフォントインストール時と同じ、シリアルナンバーを入力します。
その後、[ライセンスを登録する]ボタンをクリックして、ライセンス認証成功画面がでれば、OKです。
いよいよお絵描き体験ができる条件が"本当に"整いました(笑)
キャンバス上にカーソルをもっていき、目はキャンパス画面をみながら、手元はペンタブレット上を付属のペンをなぞってみましょう。
カーソルは付属のペンとペンタブの隙間1mmから2mmぐらいまで近づけると、なんとか目で確認できると思いますよ^^;
ワコム ペンタブとCLIP STUDIO PAINT PROの基本的な使い方の紹介は以上になります。
クリップスタジオプロとワコムペンCTL-672/K0-Cのレビューを終えて
ワコム ペンタブレットとCLIP STUDIO PAINT PROの購入紹介を行ってきました。
購入した目的のブログやTwitterで使うプロフィールアイコン画像の自作へのトライ結果ですが、
これまでと変わらず外注しております!(笑)
自分で作ることはまだできていません。
(今後もできないでしょう笑)
勉強していて、気づいたのですが、イラストの作成は今回、ご紹介したペンタブやCLIP STUDIO PAINT PROの使い方がわかれば良いというわけではないんですね。
デザインとかイラスト作成に必要な感性とかですね。
ですが、購入したペンタブやCLIP STUDIO PAINT PROは別な方法で役に立っております。
無駄にはなっていません笑
ブログ記事のキャッチ画像やYoutube動画のサムネール画像はCanvaというオンラインソフトで簡単に作ることができます。
キャッチ画像やサムネール画像、記事中の画像でしたら、プロフィールアイコンと違ってテキストだけでもOKなので、ツールの使い方さえ理解できれば、自分でも作れるわけですね。
この時に無料素材が必要になってくるわけですが、私はCLIP STUDIO PAINT PROから質の高い無料素材をたまにダウンロードして利用しています。
しかもこの画像は定期的にアップデートされています。
ライセンスフリーな質の高い無料素材をゲットすることができる。
それだけでも十分に購入価値があったかと思っています。
なんせ、6000円台でしたので。
ワコムのペンタブレットはWindows標準のペイントで簡単な編集をする時に利用しています。
以上でワコム ペンタブレットとCLIP STUDIO PAINT PROの紹介と基本的な使い方の説明は終わりになります。
お疲れ様でした。